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書簡名:マルコの福音書(16) 5章

聖書箇所

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イエスが舟でまた向こう岸へ渡られると、大ぜいの人の群れがみもとに集まった。イエスは岸べにとどまっておられた。

マルコの福音書 :: 5章 21節

すると、会堂管理者のひとりでヤイロという者が来て、イエスを見て、その足もとにひれ伏し、

マルコの福音書 :: 5章 22節

いっしょうけんめい願ってこう言った。「私の小さい娘が死にかけています。どうか、おいでくださって、娘の上に御手を置いてやってください。娘が直って、助かるようにしてください。」

マルコの福音書 :: 5章 23節

そこで、イエスは彼といっしょに出かけられたが、多くの群衆がイエスについて来て、イエスに押し迫った。

マルコの福音書 :: 5章 24節

ところで、十二年の間長血をわずらっている女がいた。

マルコの福音書 :: 5章 25節

この女は多くの医者からひどいめに会わされて、自分の持ち物をみな使い果たしてしまったが、何のかいもなく、かえって悪くなる一方であった。

マルコの福音書 :: 5章 26節

彼女は、イエスのことを耳にして、群衆の中に紛れ込み、うしろから、イエスの着物にさわった。

マルコの福音書 :: 5章 27節

「お着物にさわることでもできれば、きっと直る」と考えていたからである。

マルコの福音書 :: 5章 28節

すると、すぐに、血の源がかれて、ひどい痛みが直ったことを、からだに感じた。

マルコの福音書 :: 5章 29節

イエスも、すぐに、自分のうちから力が外に出て行ったことに気づいて、群衆の中を振り向いて、「だれがわたしの着物にさわったのですか」と言われた。

マルコの福音書 :: 5章 30節

そこで弟子たちはイエスに言った。「群衆があなたに押し迫っているのをご覧になっていて、それでも『だれがわたしにさわったのか』とおっしゃるのですか。」

マルコの福音書 :: 5章 31節

イエスは、それをした人を知ろうとして、見回しておられた。

マルコの福音書 :: 5章 32節

女は恐れおののき、自分の身に起こった事を知り、イエスの前に出てひれ伏し、イエスに真実を余すところなく打ち明けた。

マルコの福音書 :: 5章 33節

そこで、イエスは彼女にこう言われた。「娘よ。あなたの信仰があなたを直したのです。安心して帰りなさい。病気にかからず、すこやかでいなさい。」

マルコの福音書 :: 5章 34節

イエスが、まだ話しておられるときに、会堂管理者の家から人がやって来て言った。「あなたのお嬢さんはなくなりました。なぜ、このうえ先生を煩わすことがありましょう。」

マルコの福音書 :: 5章 35節

イエスは、その話のことばをそばで聞いて、会堂管理者に言われた。「恐れないで、ただ信じていなさい。」

マルコの福音書 :: 5章 36節

そして、ペテロとヤコブとヤコブの兄弟ヨハネのほかは、だれも自分といっしょに行くのをお許しにならなかった。

マルコの福音書 :: 5章 37節

彼らはその会堂管理者の家に着いた。イエスは、人々が、取り乱し、大声で泣いたり、わめいたりしているのをご覧になり、

マルコの福音書 :: 5章 38節

中に入って、彼らにこう言われた。「なぜ取り乱して、泣くのですか。子どもは死んだのではない。眠っているのです。」

マルコの福音書 :: 5章 39節

人々はイエスをあざ笑った。しかし、イエスはみんなを外に出し、ただその子どもの父と母、それにご自分の供の者たちだけを伴って、子どものいる所へ入って行かれた。

マルコの福音書 :: 5章 40節

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